サラリーマンと個人事業主はどちらが得? 税金や待遇のメリット・デメリットを解説します。

これから働く方や現在働いている人の中で、個人事業主に憧れを持っている人は多いでしょう。

しかしながら、サラリーマンの方が安定するという話もあり、どうしようか悩んでいる人が大半だと思います。

そこで本記事では、個人事業主とサラリーマンに課税される税金や違い、メリット・デメリットについて徹底解説しました。

本記事を読むことで個人事業主とサラリーマンのメリット・デメリットを知ることが出来るため、是非参考にして下さい。

個人事業主とサラリーマンに課税される税金

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個人事業主とサラリーマンに共通して課税される税金は所得税と住民税であり、1月1日から12月31日までに獲得した所得に対して税率を掛けて税金を計算します。

それ以外は税金の支払い方も違うため、個人事業主とサラリーマンに課税される税金の違いを紹介しました。

個人事業主

個人事業主は法律で定められている70種類の法廷業種のどれかを営んでいたら事業税がプラスで課されます。

事業税は1月1日から12月31日までの所得から事業主控除金である290万円を差し引いた残額を税率に賭けて計算します。

最初に290万円を引いてから計算をするため、所得額が年290万円以下であれば事業税は掛かりません。

サラリーマン

サラリーマンは基本的に会社が最初から税金分を差し引いた金額が給料として渡されるため、税金について深く考えることは少ないでしょう。

同じ所得であっても、個人事業主では事業所得となりますが、サラリーマンは勤務先から給料が支給されるため、給与所得となります。

個人事業主とサラリーマンの違い

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個人事業主とサラリーマンの大きな違いとして働くスタンスであり、決められた業務をこなすのがサラリーマンであり、全てを一人で完結させるのが個人事業主です。

他にも細かな違いはたくさんあるため、紹介します。

働き方

個人事業主は本人が事業主となって、全て自分の判断で、全ての責任を自分で追うという働き方です。

サラリーマンは会社に雇われるという形で働き、会社の指示を聞き、業務を遂行するという働き方となっています。

個人事業主はサボっていても怒る人がいないため、自分自身をコントロールできる人でなければ、できない働き方でしょう。

しかしながら、サラリーマンは周りの目もあり、サボれない環境であるため大変ですが、必ず仕事を遂行することができます。

これに関してはどちらの方が良いということはないため、あなたに合った働き方で働くようにしましょう。

収入

サラリーマンの収入は基本給が設定されており、仕事の成果によってはボーナスが出ることもありますが、基本的には安定した収入を得ることができます。

また、保険なども充実しており、労働基準法もあるため、しっかりと守っている企業であれば過度な残業もなく、働くことが可能です。

しかしながら、やる気のある人とやる気のない人が同じ給料で働いているということもあるため、モチベーションが高く、頑張っている人からするとストレスになる可能性もあります。

個人事業主は、どのような案件を受注するのかも自分の判断であり、その案件にどのくらいの時間が掛かるなどのスケジュール管理も必要になります。

個人事業主で納期遅れは致命的であるため、場合によっては寝ずに作業するということもあり得ます。

また、保険や手当などがないため、怪我や病気になってしまうと収入が途絶えてしまうため、常に貯金をし、生活防衛資金を確保しておく必要があるでしょう。

個人事業主は良くも悪くも自分次第であるため、自分の頑張りによってサラリーマンよりも良いかサラリーマンの方が良いか決まるでしょう。

支出

サラリーマンは健康保険や厚生年金、40歳以上の方は介護保険などの社会保険料にプラス所得税や住民税の税金が掛かってきます。

しかしながら、社会保険料はサラリーマンと企業側で折半されるため、負担を半分にすることが可能です。

また、厚生年金は個人事業主が加入する国民年金よりも将来的に受け取る金額が大きいと言われています。

また、仕事で必要になる交通費などは会社が経費として負担してくれることも多いです。

個人事業主は、国民健康保険や国民年金、税金などは自分で納めるため、事業で必要な経費も全て自分で支払うことになります。

ですが、家で仕事をしている人であれば家が仕事場となるため、家賃を経費として落とすことが可能です。

個人事業主の方が稼げるというイメージは大きいですが、自分で税金を支払うため、残った金額はサラリーマンとあまり変わりません。

しかしながら、個人事業主の方が節税対策を圧倒的に行いやすいため、個人事業主の方は税金の勉強をすることでサラリーマンよりも得することが出来るでしょう。

サラリーマンのメリット

まずはサラリーマンのメリットを紹介します。

必ず仕事がある

仕事が面倒と感じる人も多いですが、仕事があるということは幸せなことであり、会社に入っていると絶えず仕事をもらうことが可能です。

自分で仕事を見つけるということは簡単なことではないため、個人事業主の方でも仕事がなくて困っている人もいます。

仕事内容を選ぶことはできませんが、自分で仕事を見つける必要がなく、与えられた作業をこなせば良いというのは精神的にかなり楽です。

給料が支払われる

給料が支払われるということは当たり前のように感じますが、個人事業主はミスをしてしまうと報酬が支払われないことも多いです。

会社に勤めていると、契約があるため、ミスをしても上司から怒られるだけで給料はしっかりと支払われます。

サラリーマンの方が安定した収入が手に入り、先の予定を決めやすいでしょう。

ノウハウを得ることができる

会社がスタートアップであれば別ですが、ある程度の歴史がある会社に入社すると、会社が今まで培ってきたノウハウを得ることができます。

そのため、新卒で個人事業主になるのは危険だと言われており、企業から得たノウハウを基に個人事業主として働く方が多いです。

通常、知識を得るためには、料金を支払いスクールに通ったりする必要がありますが、会社に入ることで給料をもらいながら知識を得ることができます。

個人事業主のメリット

サラリーマンだけでなく、個人事業主のメリットも紹介します。

H3:時間の融通が効く

サラリーマンは出社時間、退社時間が基本的に決められていますが、個人事業主は基本的に案件を納期以内に終わらせれば良いため、働く時間が決まっていません。

また、休みたい時は案件を獲得する作業を止めれば良いだけなので、自由度が高いです。

頑張れば頑張るほど収入を増やせる

会社で働いていると給料制ですが、個人事業主は報酬制であるため、頑張った分だけお金をして結果が出ます。

能力が高くなれば、単価の高い案件も受注できるようになるため、努力次第で収入を増やすことが可能です。

働く場所を選べる

個人事業主は働く場所を自由に選ぶことができ、ITなどで実店舗が必要のない個人事業主の方は家で作業することもできます。

また、カフェで優雅に作業している人もおり、サラリーマンの方で個人事業主に憧れる方の理由はここにあるでしょう。

サラリーマンのデメリット

次にサラリーマンのデメリットも紹介します。

休みづらい

日本の企業に多いのですが、会社を休むことで誰かに迷惑がかかってしまうことを考えてしまい、休むことができないということが起こります。

また、基本的に上司となる40代や50代の方がより休みことはよくないという風習の時代で育ってきているため、休みづらい空気の会社は多いです。

IT企業などであれば、社長含めて若い年齢の人が比較的多いため、そのような風潮はないでしょう。

給料が上がらない

会社では基本的に給料が上がることはなく、努力がお金として評価されないのはデメリットだと言えます。

もちろん年齢が上がっていくごとに給料も増えていきますが、それは努力ではないため、モチベーションの維持が難しいです。

一緒に働く人によってはかなりストレスになる

上司や同僚、部下などに嫌な人がいれば働くことがかなりストレスになり、精神的につけれてしまう人もいます。

最近問題になっているパワハラ問題のなども問題になってきているため、減ってきていますが、まだパワハラなどのハラスメントが行われている会社もあります。

個人事業主のデメリット

最後に個人事業主のデメリットを紹介します。

収入が不安定

個人事業主は自分の頑張り次第で収入を増やすこともできますが、頑張らなければ収入が入ってくることはありません。

また、毎月稼げる金額は違うため、先の予定を立てることが難しく、安定しているとは言えないでしょう。

確定申告を自分で行う必要がある

会社に勤めていると会社が税金を引いた分を渡してくれるため、納税がかなり楽になります。

しかしながら個人事業主だと確定申告を自分で行う必要があるため、毎年確定申告の時期が嫌だと感じる人は多いです。

社会保険料を全額負担する

会社に勤めていると、社会保険料の半額を会社が負担してくれますが、個人事業主は全額支払う必要があります。

個人事業主の方が金銭的に負担が大きくなってしまうということはデメリットですが、経費で落とせたりするなどの節税対策は個人事業主の方がしやすいです。

まとめ

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本記事では、個人事業主とサラリーマンに課税される税金や違い、メリット・デメリットについて徹底解説しました。

個人事業主とサラリーマンどちらの方が良い働き方ということはなく、どちらにもメリット・デメリットがあるため、あなたに合った働き方をしましょう。

個人事業主に憧れている方も本当に個人事業主で生活していく自信があるのかよく考えてから決めるようにして下さい。

個人事業主でやっていけるか不安な方はまず、副業として取り組むことがおすすめです。

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