【日本の平均年収最新版】世代や世帯別の平均を徹底解説!

最近では、新型コロナウイルス流行の影響によって、世帯年収などが下がっているのではないかと感じている人は多いでしょう。

そこで本記事では、日本の平均世帯年収や世代別の平均年収などについて徹底解説しました。

平均年収を把握しておくことによって、今の仕事の給料が低いか高いか判断する事ができるため、是非参考にして下さい。

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年収毎の手取りはいくらになるのか?

世帯年収とは

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世帯年収とは、同一の生計を立てる世帯の合計年収のことであり、生活するためのお金が同じ財布から出ている世帯のことを指します。

例えば、父親が年収500万円で、母親と子供が働いていない場合でも、母親と子供の世帯年収は500万円となります。

母親も稼いでいるのであれば、合計した金額が世帯年収となるため、個人の年収は働いている家族が多ければ、世帯年収は高くなりやすいです。

世帯年収の平均

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厚生労働省が行った調査によると、世帯年収の平均は552.3万円となっており、世帯の年齢によっても変わってきます。

平均年収が、450万円程度であるため、父親が働いて、母親がパートとして年に100万円程度稼いでいる家庭が多いと予想できるでしょう。

世帯年収の平均を年齢別にすると、29歳以下が362.6万円、30代が614.8万円、50代が756万円となっており、60代以降は下降しています。

29歳以下と30代で世帯年収に大きな差がついている理由は、結婚している人の割合だと考えられます。

子育て世帯の平均世帯年収

子育てをするとなると、子供がいない家庭に比べてお金が必要になるため、多くのお金を稼いでいる家庭が多いです。

子育て世代の世帯年収は、745.9万円であり、中央値であれば、672万円となっています。

平均は、数少ない大金持ちによって上げられてしまうため、中央値の方が実感しやすい金額です。

700万円あれば十分と思う人も多いですが、子育て世代の60.4%が生活が苦しいと感じています。

それほど、教育費などにかかるお金は高いため、子育てをする人は、共働きをした方が良いでしょう。

男女別の年収の中央値

男性と女性では、年収の中央値が変わってくるため、男女別の年収の中央値について解説します。

男性の年収の中央値

男性の年収の中央値は356万円となっており、平均年収よりも低くなっています。

平均を見た方が良い場合もありますが、収入に関しては稼いでいる人と稼いでいない人の差が激しいため、中央値を見た方が実感しやすいです。

男性の年収の中央値を年齢別に分けると、以下の通りになります。

  • 20代 250〜290万円
  • 30代 330〜366万円
  • 40代 397〜456万円
  • 50代 432〜456万円

20代のうちは社会人の経験が浅いため、年収が低くなる事が多く、200万円台である事が大半です。

しかしながら、300代になると、キャリアアップしたりすることも増えてくるため、年収が徐々に上がってきます。

女性の年収の中央値

女性の年収の中央値は、272万円となっており、男性よりもやや低い結果となっています。

女性の年収の中央値を年齢別に分けると、以下の通りになります。

  • 20代 246〜271万円
  • 30代 283〜289万円
  • 40代 295〜296万円
  • 50代 282〜289万円

女性は男性に比べて、年収が低い傾向にあり、年齢が上がってもあまり年収が上がることはありません。

女性に関しては、出産の際に職場を離れることもあり、産後は非正規として働く人も多いため、年収の中央値が低くなっています。

女性の雇用機会均等が問題になっていますが、まだまだ男性の年収と差があるでしょう。

家族構成別の平均世帯年収

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家族構成によっても平均世帯年収は変わってくるため、家族構成別の平均世帯年収を紹介します。

夫婦(片働き)の平均世帯年収

夫婦で片方だけが働いている場合は、平均世帯年収が727万円となっています。

1人で727万円を稼いでいる人は少ないですが、1人で養えるという事であるため、講習の人が多いです。

700万円以下であれば共働きをしている可能性も高いため、片方だけが働いている場合には、もう片方が高収入である可能性が高くなります。

夫婦(共働き)の平均世帯年収

共働きをしている夫婦の平均世帯年収は、820万円であり、そのうち世帯主男性の割合が71%、残りの29%は配偶者女性の収入となっています。

共働きをしている夫婦は、特別年収が高いというわけではない可能性が高いため、共に働くことによって、世帯年収を上げています。

その収入のうちの約7割は男性が稼いでおり、配偶者女性はパートなどで稼いでいる事が多いです。

3人家族の場合

夫婦とも働きで3人家族の場合は、平均世帯年収が816万円であり、子供がいない共働きの家庭とあまり変わりません。

また、片方だけが働いている場合には、平均世帯年収が682万円となっています。

1人で働くのと、2人で働くのであれば、単純計算で2倍の差がつくため、片方だけ働いていると、どうしても平均世帯年収は低くなってしまいます。

意外とお金があるように感じる可能性もありますが、子供もできると、お金がかかることも増えてくるため、これでも足りないと感じている家庭は多いです。

収入を増やすことで、日々の生活を余裕を持って過ごす事ができるようになるため、少ないと感じているのであれば、年収をアップさせる方法を考えてみましょう。

4人家族の場合

夫婦共働きで、4人家族の場合は平均世帯年収が824万円であり、子供が多くなるほど、平均世帯年収は高くなります。

片方だけが働いている場合には、平均世帯年収が688万円であり、1人で688万円を稼いでいる人は高収入になるでしょう。

やはり片方だけ働いている場合よりも共働きの方が100万円以上高いため、子供を育てるのであれば、共働きの方が良いといえます。

兄弟ができると、お下がりを使うこともできますが、約2倍のお金が必要になるため、覚悟が必要になるでしょう。

母子・父子家庭の平均世帯年収

母子・父子家庭の平均世帯年収は、306万円となっており、子供を養うには非常に厳しい金額となっています。

しかしながら、離婚した場合には、養育費を支払うこともあるため、お金にあまり困らない家庭も多いです。

仕事をしながら子育てを行わなければいけないため、親族の協力などが必要になってくるでしょう。

高齢者世帯の場合

65歳以上の高齢者世帯の場合は平均世帯年収が312万円となっています。

しかしながら、子育てをしなくても良く、年金もあるため、お金に困るということはないでしょう。

しかしながら、仕事を辞めるまでに貯金をしておかないと、お金に困ることになるため、老後に向けた貯金はしておくようにしましょう。

老後になると、貯金を切り崩す生活になってくるため、少し余分な程度の貯金をしておくと、老後もお金の心配をせずに過ごす事ができるでしょう。

年収を上げるためのポイント

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年収が低くて悩んでいる人も多く、どのようにしたら年収を増やす事ができるのか分からない人も多いでしょう。

ここでは年収を上げるための方法について解説します。

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年収の高い職業とは?その職業に就くための条件やスキル

資格を取る

年収を上げるためには、資格を取る事が最も手っ取り早い方法であり、資格を取得することによって、人材としての価値を高める事ができます。

例えば、介護職などであれば介護関連の資格を手広く取得するなど、あなたの職業に関する資格を取ることで年収を上げる事が可能です。

また、企業によっては、企業内で資格に対する特別手当制度を設けているところもあるため、制度に該当する制度から取っていくと良いでしょう。

資格を取る事で、月換算にすると、数万円の収入アップを期待する事ができます。

会社に評価してもらう

会社のために努力していると、会社内で評価されるようになり、役職をつけてもらう事ができる可能性もあります。

社内評価が上がることで、上司の目に留まりやすくなるため、人事異動の際に役職が与えられ、年収を上げる事ができます。

すぐに評価が上がるというわけではなく、日々の積み重ねになりますが、コツコツと頑張ることで会社から評価してもらうようになるでしょう。

転職をする

同じ会社で働き続けるのではなく、転職して年収を上げるという方法もあります。

今の時代は転職する事が当たり前になってきているため、合わないと感じたのであれば、転職を選択肢の一つに入れるようにしましょう。

仕事が大変で精神的に病んでしまう人も多いですが、いつでも転職できるという気持ちでいると精神的に楽に仕事に取り組む事ができます。

頑張っていても会社から評価されない可能性もあるため、正当な評価がされていないと感じるのであれば、転職を検討してみましょう。

今働いている会社よりも条件の良い会社に入社することで、すぐに年収が上がるため、即効性も高い方法だといえます。

特に、20〜30代の間は企業からのニーズが高く、転職しやすい年齢でもあるため、転職するかしないかの判断は早い方が良いです。

副業をする

今の時代、稼ぐ方法は会社からの給料だけでなく、副業をして収入先を複数作っておく事が当たり前になってきています。

副業禁止の会社もありますが、その場合は、副業が許可されている会社に転職した方が良いでしょう。

新型コロナウイルス流行の影響で、副業ブームとなっており、会社が潰れてしまっても生活できるようにしている人が増えてきています。

副業をすることで、収入を上げる事ができるため、様々な副業の中からあなたに合っている副業を始めてみましょう。

副業をしている人の中には、本業で稼ぐ金額を超えている人もいるため、年収を上げたいのであれば副業を始めてみると良いでしょう。

副業をしていて、本業の給料を超えると本業をやめて自由に働いている人も増えてきています。

まとめ

本記事では、日本の平均世帯年収や世代別の平均年収などについて徹底解説しました。

平均世帯年収を知ることによって、今の給料で大丈夫なのか判断する事ができます。

今の時代は転職する事が当たり前の時代になってきているため、給料面などに不満があるのであれば、転職してみると良いでしょう。

【日本の平均年収最新版】世代や世帯別の平均を徹底解説!
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