これから年収を上げて1000万円を稼げるようになりたいという夢や希望を持っているサラリーマンは多いでしょう。
しかしながら、現在の年収からどのようにしたら1000万円を稼げるようになるのかイメージを持てていない人も多いはずです。
そこで本記事では、年収1000万円を稼いでいる人の特徴や方法、必要な物などを徹底解説しました。それだけでなく、年収1000万円を稼いでいる人の割合についてもまとめています。
これから年収1000万円プレイヤーになって、今まで以上に豊かな生活をしたいと考えている人は、是非最後までご覧下さい。
「自分の収入をアップさせたい」と思っている人もいるでしょう。収入をアップさせるなら、自分の生活もより満足できるものとでき「毎日が楽しく過ごせる」と感じるからです。 生活は収入に応じて変化し、年収が高いほど生活のグレードが上がるのも確[…]
年収1000万円を稼いでいる人の割合は?
国税庁が2018年に行った「民間給与実態統計調査」という調査によると、日本で年収1000万円を稼いでいる人の割合は5%という結果が出ました。
20人に1人の計算なので、学校のクラスに1人~2人は存在する計算になります。
しかしながら、上記の調査は給与所得者のみ対象にしているので、個人事業主や経営者などは含まれていません。
経営者や個人事業主を入れると、もう少しだけ1000万円以上を稼いでいる人の割合が増える可能性もあります。
学校のクラスに1人~2人は存在するので、決して無謀な収入ではないと言えるでしょう。ちなみに、1500万円以上は、1.1%しか存在しないので、一気に難しくなるようです。
年収1000万円を稼いでいる人の特徴
それでは、実際に1000万円を稼いでいる人がどのような特徴を持っているのか解説していきます。
年収1000万円プレイヤーを目指すのであれば、これから紹介する4つの特徴のどれかに当てはまることで可能性を広げることが可能です。
インセンティブがある企業で働いている
インセンティブがある企業で働いている社員は、成績や実績によって収入を青天井に上げられるので、収入が高くなる傾向があります。
基本給+インセンティブで月収100万円を超えているサラリーマンは、一定数は存在するようです。
インセンティブのある企業は学歴や年齢など関係ないので、誰でも挑戦できる可能性があると言えるでしょう。
注意点としては、インセンティブでどれくらいの収入が入るのか確認しておくことが大切になります。
例えば営業職で、1件成約で1000円のインセンティブを月間30件だと、基本給20万円に3万円のインセンティブしか受けられません。しかしながら、1件成約2万円のインセンティブを月間30件だと、基本級雨20万円に60万円のインセンティブなので月収80万円になります。
上記のように、インセンティブの額によって月収は大きく異なるので、できるだけ高単価の商材を扱える企業に入社しましょう。
大手企業で勤続年数が長い
大手企業で勤続年数が長いと、役職が付いて年収が1000万円を超えることができる場合もあります。
しかしながら、大手企業で役職が付いても1000万円を超えるのは難しく、800万円などが大半です。
大手企業は従業員が多く、年収1000万円を稼げる役職に行けるのは一握りなので、難易度は高いと言えるでしょう。また、採用される難易度も高いので、再現性は低いです。
高学歴やTOEIC850点以上など採用される為に十分な実績があり、入社後も優秀な同僚に負けず役職を上げられる人であれば、挑戦してみる価値があると言えるでしょう。
経営者
経営者は会社員と違って企業から年収の上限を決められるなどが無いので、収入を青天井に増やしていくことが可能です。
しかしながら、経営の内容によっては借金を負う可能性もあるので、リスクはあります。
例えば飲食店だと、500万円~1000万円の借入金が必要になる場合があり、赤字が続けば大きな借金を負う可能性があると言えるでしょう。
経営者は大金を得られる可能性もありますが、借金を負うリスクもあるので、ハイリスクハイリターンです。少しでもリスクを抑えたいのであれば、借入金が必要ない形で経営者になることをおすすめします。
投資家
株式や不動産の投資を行っている投資家も、収入に天井が無いので大きく稼げる可能性があります。
しかしながら、株式や不動産は価値が下がる可能性もあるので注意が必要です。
ある程度の投資の知識が無い状態であれば、投資家をするのはリスクが高いと言えるでしょう。
投資家として稼ぎたいと考えている人は、お金に余裕が出てきてから挑戦することをおすすめします。
年収1000万円を稼ぐための方法
それでは、年収を1000万円稼ぐための方法を紹介していきます。
転職する
現在働いている企業で年収1000万円を見込めないのであれば、転職する必要があります。
年収1000万円を稼いでいる社員が多い会社に転職することで、自分も年収1000万円プレイヤーになることが可能です。
しかしながら、年収1000万円を稼げる企業は人気の可能性が高く、転職活動しても採用される保証はありません。もし転職活動をするのであれば、現在働いている会社を辞めないで、隙間時間を使って転職活動を始めていきましょう。
転職活動する為に働いている会社を辞めて、最終的に自分が希望する会社が不採用になったという事例は多いので、注意が必要です。
副業を始める
現在働いている会社では年収1000万円を見込めないけど、今の仕事が好きで辞めたくないという人は副業を始めてみることをおすすめします。
副業は本業に比べて時間を取れないので、稼げても少額だというイメージを持つ人も多いでしょう。
しかしながら、本業より副業の方が稼げているという人は決して珍しくありません。副業も収入が青天井なので、しっかりと頑張れば本業の収入と合わせて年収1000万円を超えることは可能です。
注意点としては、本業+副業で年収1000万円を狙うなら、労働集約型のビジネスは辞めましょう。
労働集約型のビジネスは時間を切り売りして収入を得ることができますが、副業に取れる時間は限られているので、そこまで大きな収入にするのは難しいです。
副業で大きな収入を得たいのであれば、不労所得型のビジネスに挑戦することをおすすめします。
リスクを取る
会社員として年収1000万円を稼ぐのが難しく、副業する能力が無いという人は、リスクを取って起業するなどの選択肢も必要になるでしょう。
年収1000万円を稼げているのは日本の5%だけなので、誰でも達成できる目標ではありません。
会社員や副業で稼ぐ能力が無いのであれば、リスクを負って挑戦する必要があります。
本当に年収1000万円を稼ぎたいと考えているなら、リスクを負うことも選択肢の1つに入れておきましょう。
共働きする
既に結婚していて、家庭を養う為に1000万円が必要の場合は、共働きで世帯収入を1000万円にするという方法があります。
世帯収入が1000万円だと、1人で年収1000万円より税金が安くなるので、手元に残るお金は多いです。
旦那さんと奥さんが両方正社員で働いて、ボーナスなども考慮すると世帯年収1000万円は現実的だと言えるでしょう。
年収1000万円を稼ぐために必要な物
それでは、年収1000万円を稼ぐ為に必要な物を紹介していきます。
資産
資産があれば起業や投資家などの選択肢が取れるので、年収1000万円に近付くことができます。
しかしながら、それだけの資産を用意できる人は少ないはずなので、再現性は低いと言えるでしょう。
遺産などが入って資産が増えた人は、そのお金の使い方によっては年収を1000万円にできる可能性があります。
継続力
今まで稼げなかった人が、明日から急に1000万円プレイヤーになることはありません。
継続して努力できる人が、やっと年収1000万円プレイヤーになる可能性を得ることができます。
年収1000万円を稼ぐ為に、どのような選択肢を取ったとしても、継続して努力する力は必要だと覚えておきましょう。
人脈
1人で年収1000万円を稼ぐのは難易度が非常に高く、人脈があった方が再現性は高くなります。
例えば、ITの受託事業を始める際に、経営者の知り合いが多ければ案件を貰うことができるでしょう。
人脈は持っておいて損はないので、どんどん広げていくことをおすすめします。
年収1000万円を狙える職業3選
最後に、会社員として年収1000万円を狙っている人に向けて、おすすめの職業を紹介しておきます。
不動産
不動産業界は、固定給にインセンティブの契約になっている企業が多く、稼げる職業として人気です。
不動産は数百万円~数千万円が動くこともある高額商材を取り扱っているので、契約を1つ取るだけで大きなインセンティブを得ることができます。
そこまで学歴も関係しないので、高収入を目指すのであれば非常におすすめです。
M&A
M&Aも不動産と同様に商材が高額で、1つの契約で普通に億単位のお金が動きます。
その為、会社員だとしても年収1000万円を稼ぐことは十分に可能です。
しかしながら、学歴で採用している企業が多く、契約は年間で数件の場合もあるので、不動産に比べると少し難しいと言えるでしょう。
コンサルタント
コンサルタントは営業のように数字の成績が残せていなくても、高収入を期待できる職業になります。
しかしながら、採用難易度は非常に高く、基本的には高学歴しか採用されません。
高学歴で無いのであれば、中途採用で勝負することになりますが、他の転職希望者も優秀で、前職で大きな成果を残せていないと採用される可能性は低いです。
採用されれば一気に高収入を期待できますが、入社する難易度は非常に高いと覚えておきましょう。
まとめ
本記事では、年収1000万円を稼いでいる人の特徴や方法、必要な物などを徹底解説しました。
年収1000万円プレイヤーは日本で5%と決して多くありませんが、働き方によっては十分に狙うことができるでしょう。
しかしながら、投資家や経営者はリスクもあるので、勝算が無い状態で挑戦するのはおすすめしません。
まずは会社員でスキル・実績を付けて、転職で年収アップを目指すのか、リスクを負ってでも起業・投資をして年収アップを目指すのか検討しましょう。
家族持ちであればリスクを負って失敗すると大きなダメージになるので、共働きで収入アップを目指すのも選択肢の1つです。