新入社員がぶつかる壁とその解消法

様々な物事が加速している現代社会の中で、新入社員も何年もかけて一人前になるという余裕はなくなりつつあります。

確かにほとんどの人は、ビジネス経験がなくどういったことをやれば良いのか分からない横一線の状態で入社しますが、入社前からインターンなどで社会経験を積んできた同期の人々はそうではありません。

ビジネスに必要なスキルが分かっている人に遅れを取らないためにも、ある程度磨くべきスキルというのを、事前にしておかなければならないでしょう。

また管理職として新入社員を一人前に育て上げる人々も、新入社員が素早くビジネスマンとして一人前になれるように、磨くべきスキルというのを教えることができるよう準備しなければなりません。

そこで今回は入社後すぐ役に立ち、 時間をかけずにビジネスマンとして独り立ちができるような「新入社員が磨くべきスキル」ついて詳しく解説しています。

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新入社員が磨くべきスキルとは一体何か

新入社員が入社してから一人前になるまで、まず磨くべきスキルとは一体どういうのがあるのでしょうか。

  • 会社で使われている様々なツールや、パソコンの技術を磨くべき?
  • やりたい仕事を伝えられるようなプレゼンテーション能力?
  • 英語や中国語など外国語のスキル?

確かにこういったスキルは重要ですが、まず一番最初に磨くべきスキルにはあまり適しません。

もちろん入社する会社によっては、一刻も早く外国語のスキルなどが必要になる場合があります。

しかし外国語のスキルなどは、習得するのに時間がかかるものであり、継続的に取り組むべき課題でもあるので、入社後すぐに磨くべきスキルとして上位に上がるものとはいえないでしょう。

学生を卒業して新しく社会人になった新入社員は、社会人側から見ると当たり前である知識というのがまだ習得できていない状況です。

例えば以下のようなスキルをすでに習得して入社しているという新入社員は少ないでしょう。

  • 基本的なビジネスマナー
  • 報告・連絡・相談コミュニケーション能力
  • タイムマネジメント能力
  • 論理的思考力
  • ビジネスライティング

こういった社会人とって当たり前であるスキルも、新入社員にとっては目新しくまだどういったものかも理解できないものであるのが少なくありません。

プレゼンテーション能力や語学力を磨くよりも、まず基本的な業務を支えるであろう上記のスキルを磨くことが、今後活躍する上でも重要になってきます。

そこでそれぞれについて、どういった内容なのかと身につけ方について詳しく見ていきましょう。

新入社員が磨くべきスキル①
ビジネスマナー

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新入社員が磨くべきスキルとしてまず一番最初に挙げられるのが、このビジネスマナーになります。

社会に出てお金をもらい働く上で、このビジネスマナーというのはとても重要です。

第三者から見て「礼儀のなっていない・常識のない人だ」と認識されてしまうと、ビジネスマンとして信頼を得ることができず、優秀であってもその力を発揮することができません。

そこでまず最低限身につけておくべきビジネスマナーを紹介していきます。

①言葉遣い

言葉遣いはビジネスマナーの中でも一番基本的なものになります。

日々出会う人々との挨拶や、報連相、会議、お客様対応など、少しあげただけでも言葉遣いが必要になる場面というのはたくさんあるのが分かるのではないでしょうか。

言葉遣いがなっておらず相手に不快感を与えてしまったり、ちぐはぐな話し方で不安感を感じさせてしまうと、仕事をやっていくうえでも不都合です。

尊敬語や謙譲語といった、単純な言葉遣いに関するビジネスマナーは、調べればすぐわかることなので、気になったらすぐに調べる癖をつけましょう。

そうすることで自然に社会人としての言葉づかいを身につけることができます。

②身だしなみ

社会人として忙しくなってくると、 Y シャツやスーツなどしわだらけになってしまったり、髪型が整っていなかったりなど身だしなみまで気が回らないという場合があります。

しかし身だしなみというのは、第一印象にも影響してくる重要なビジネスマナーです。

毎日忙しい朝でもしっかりと時間を取って、服装と身の回りには気を使いお手入れをしましょう。

③名刺交換

社会人として働き始めるとつきものなのが、この名刺交換です。

初めて会う人とビジネスをする場合には、必ずと言って良いほどこの名刺交換も付いて回ってきます。

一度覚えてしまえば、ずっと使えるビジネスマナーでもあるので、これを機に覚えておきましょう。

名刺交換の手順については以下の通りです。

  1. 名刺を一番上にして名刺と名刺入れを重ね、両手で名刺を持つ
  2. お互いに自己紹介をする
  3. 右手で名刺を渡しながら、左手で相手の名刺を受け取る
  4. 名刺を受け取ったら挨拶をし、両手で相手の名刺を持つ
  5. 座る場合は、机に名刺入れを置いて、その上に名刺を置く

新入社員が磨くべきスキル②
報連相をするコミュニケーション能力

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新入社員が磨くべきスキルとして次に挙げられるのが、報連相をするコミュニケーション能力です。

よく言われる報連相というのは「報告・連絡・相談」の頭文字をとったものであり、仕事を行うにあたって欠かすことができないスキルでもあります。

学生から社会人になった人にはイマイチ理解することができないかもしれませんが、報連相というのは仕事をする上でも一番重要かつ最低限必要なスキルです。

報報連相の目的は様々なものがありますが、一番は情報の伝達と共有をするところにあります。

会社で行う仕事というのは、誰か一人で完結することができるというものではありません。

多くの人々、会社間にわたって協力しながら進めていくことがほとんどであり、情報を伝達し共有するというのは、とても重要な事項になります。

もっとも現代社会では、様々なコミュニケーションツールが発達したことにより、情報の伝達と共有というのが容易になっているのが特徴です。

そのため報連相をすることはもちろんのことですが、必要なことを汲み取って伝え共有することができるコミュニケーション能力というのも必要になってきます。

しかし入社したての新入社員では、どういったことが重要なのか、何が必要ないのかというのは判断できないでしょう。

慣れないうちは「重要そうではないから伝えなくて良いかな」と自己完結するのではなく、細かなことでも逐一伝えるようにしましょう。

新入社員が磨くべきスキル③
タイムマネジメント能力

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これは新入社員だけには限りませんが、物事を効率的に進めるためのタイムマネジメント能力というのも磨くべきスキルになります。

新入社員として入社し研修が終わってから、実際に現場で毎日行うであろう業務というのは、必ず締め切りや納期というものがあり、これを絶対に守らなければいけません。

そのためどの仕事をいつまでにやるべきなのか、優先順位をつけて処理をしていくことはもちろんのこと、それを処理するための時間を確保するというのもかなり重要です。

限られた時間の中で最大限の生産性を上げるためには、やらなければいけない行動や、こなさなければいけない業務をマネジメントする必要があり、これをタイムマネジメント能力と言います。

タイムマネジメント能力を磨くことができれば、日々こなす業務の効率化や機械化を図ることができ、空いた時間をさらに他の仕事に使うことが可能となるため、他の人と大きな差をつけることが可能です。

新入社員として働き始めたら、毎日の仕事の中でをこなさらなければいけない業務を明確にし、効率的に処理するやり方を身につけるように意識しましょう。

新入社員が磨くべきスキル④
論理的思考力

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論理的思考力、いわゆるロジカルシンキングとよく言われるものは、社会人としてできるだけ早く身につけたいスキルでもあります。

論理的思考力とは、様々な物事を体系的に整理しながら、矛盾や飛躍をすることなく筋道を立てて考えることができる思考法のことです。

一度論理的思考力を身につけることができれば、幅広いビジネスの場面で役立てることが可能であり、新入社員と言わずすべてのビジネスパーソンが身につけるべきであるスキルということもできるでしょう。

特にこの論理的思考力を身につけることができている社会人というのは、そう多くはありません。

何か問題が起きてしまった場合や、差し迫った課題を解決する際には、この論理的思考力はとても活躍してくれるため、日々の生活の中で鍛えていく必要があるでしょう。

難しく身に付けられることができるか不安な方も多いかもしれませんが、この論理的思考力が誰でもトレーニングによって習得することができるものでもあります。

そこで簡単ではありますが、論理的思考力を身につけるためのトレーニング方法について解説していくので、ぜひ参考にしてください。

①抽象的な言葉を避けて具体的に説明する癖をつける

論理的思考力を身につけるためには、まず抽象的な言葉を下げて具体的に説明する癖をつけましょう。

例えば、何か仕事を頼まれた場合、出来るだけ早めにやっておきますと答えるのではなく、何月何日の何時までには終わらせますといったように、必ず具体的に説明をする癖をつけるのがオススメです。

そうすることで相手に対し物事を正しく伝えることができるようになり、仕事において曖昧な状態をなくすことができるようになります。

②課題の本質を考える

今やっている仕事や業務というのは、何のためにやっているのか、他に簡単かつ効率的にすることができないかと考えられるようにしましょう。

つまり課題の本質を考えて、それに対して適切な解答を導き出せるような力を身につけるというのが重要です。

新入社員が磨くべきスキル⑤
ビジネスライティング

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新入社員が磨くべきスキルとして最後に挙げられるのが、このビジネスライティングです。

ビジネスライティングと言うと難しい印象を受ける方も多いかもしれませんが、 そこまで難しいものではありません。

ビジネスライティングというのは、その文章を読んだ相手に対して、誤解の余地なく正確に情報を伝えることができ、その情報を元にして行動してもらえるような文章作成術のことを指します。

ビジネスにおいては、毎日連絡のためにやり取りするメール・FAX・報告書・稟議書といった様々な書類を書く機会があり、こういった書類はすべてこのビジネスライティングのスキルが必要です。

効率的な仕事を行うためには、正確な情報を伝えるということはとても重要なことであり、これができなければ仕事を増やすことにもつながりかねません。

まずは結論から伝え、詳細を簡潔かつ具体的に伝えることができるような、ビジネスライティングができるようになるよう意識して過ごしましょう。

まとめ

今回は新入社員が磨くべきスキルとして、最低限必要なことを紹介してきました。

新しい環境に飛び込んで、社会人として大きく成長することができるようになるためには、今回紹介したような最低限のスキルが必要になってます。

もちろん仕事や業務によっては、他にも様々なスキルが必要になってくるでしょう。

しかしまずは基本のスキルを身につけることができていなければ、応用的なものを習得することはできません。

今回紹介した必要なスキルをしっかり身につけて、社会人として大きく活躍できる人材になれることを祈っております。 

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