「サラリーマンでも副業はできる?」
「本業以外に稼げる副業をしたい」
生活に不安を感じている場合、追加収入を得られる副業を検討するケースがあるでしょう。
ただし、サラリーマンの副業は禁止されていることもあるので、状況次第で決める必要があります。
また、副業を始めても順調に稼げるとは限らないので、自分に合う副業を選ぶことが大切です。
本記事では、サラリーマンにおすすめの副業や空き時間を有効活用して収入を得る方法について解説します。
これから副業を始めて、本業以外に収入を増やしたいと考えている人は多いはずです。 しかしながら、どのような副業を選べば良いのか分からないと悩んでいる人も多いでしょう。 そこで本記事では、副業で稼げる職種を6つに厳選して解説しまし[…]
サラリーマンは副業できる?
サラリーマンの副業は推奨されていないケースもありますが、法律で禁止されているわけではありません。
ただし、企業により副業を禁止されるケースもあります。
副業禁止の企業で副業をした場合、処分を受ける可能性があります。
とくに、以下のような場合は大きな問題に発展する可能性があるので注意が必要です。
- 本業へ影響している
- 情報が洩れている
トラブルにならないよう、あらかじめ就業規則を確認しておきましょう。
企業に副業がばれる理由
企業に内密で副業をするケースがありますが、想定外にばれることもあります。
副業がばれないようにするには、ばれる理由を把握し、あらかじめ対策することが大切です。
企業に副業がばれる理由について解説します。
税務調査が行われる
税務調査を行われるケースがあります。とくに、マイナンバー制度により、行政が所得情報を把握しやすくなっています。
税務調査を受けた場合、確定申告漏れなどの不備があると、給与の差し押さえなどが発生し、企業にばれるリスクがあります。
トラブルにより企業にばれるのを防ぐには、確定申告などの手続きをしっかり行う必要があります。
副業を通して情報が漏れる
副業を内密にやっていたとしても、何らかの原因で情報が洩れる可能性があります。
たとえば、以下のような状況があります。
- 副業先の知人による影響でばれる
- インターネット上の情報が伝わる
副業はばれる可能性があることを考慮し、始めるか検討する必要があります。
住民税への影響でばれる
副業をすることで所得税が増えますが、住民税に影響することもあります。
一般的に、企業の住民税は会社が天引きするケースが多いです。
しかし、副業すると住民税の負担が増えるので、想定以上の請求がくることがあります。
住民税の影響で副業がばれるのを防ぐには、確定申告時に配慮する必要があります。
確定申告で住民税の個人での納付を選択すると、会社ではなく個人宛に請求書が送信されます。
サラリーマンが副業するメリット
働き方改革の影響もあり、副業をするサラリーマンが増えています。
副業には複数のメリットがあります。サラリーマンが副業するメリットについて解説します。
追加収入を得られる
副業の最大の魅力は、追加収入を得られることです。本業の収入アップの見込みがない場合、将来に不安を感じるケースがあるでしょう。
以下のような状況で家計が厳しくなることもあります。
・物価の上昇・増税で負担が増える
- 子どもの教育資金がかかる
- マイホーム購入など大きな出費がある
老後資金などを考慮し、少しでも追加収入を確保したいという方もいるでしょう。
副業は手軽に追加収入を得られるのが魅力です。
スキルアップにつながる
副業をすることで、スキルアップになる可能性があります。
副業の種類は様々ですが、以下のように成長につながるケースがあります。
- 人脈が広がり新たな知見を得られる
- 本業に関連するスキルを伸ばせる
- ブログ運営など新たなスキルを得られる
副業をすることで、幅が広がる可能性があります。
本業のみよりも人脈が広がりますし、新たなスキルを得られるケースもあります。本業に活かせることもあれば、副業から高収入を得られる例もあります。
リスク対策になる
本業で順調に給与を得られるとは限らないので、不安に感じる方もいるでしょう。
経営状況によっては、職を失うケースもあります。副業でその他の収入源を確保しておけば、リスク対策になります。
また、副業で新たなスキルを得ていれば、本業がうまくいかなかった場合に次に進みやすいでしょう。
退職後にも継続できる副業もあります。将来に不安がある場合は、副業をするのも手段です。
サラリーマンが副業する際の注意点
サラリーマンが副業をする際は、トラブルを避けるため、あらかじめ把握しておくべき注意点があります。サラリーマンが副業する際の注意点について解説します。
本業に影響しない範囲で続ける
副業を始める際は、本業に影響しない範囲で行うことが大切です。
副業の負担が大きいと、本業の仕事効率が下がる可能性があります。
たとえば、以下のような状況があります。
- 肉体労働が多く体力が続かない
- 睡眠時間や自由時間がなくなる
- 体調不良になる
体力や精神的な余裕がなくなると、本業に支障を来します。
副業を始める際は、心身への影響を考慮しましょう。
確定申告が必要になる可能性がある
副業を始めることで、確定申告が必要になる可能性があります。
通常、サラリーマンは会社に年末調整を任せられるので、確定申告が不要なケースが多いです。
副業を始めるに伴い確定申告が必要になった場合、慣れない手続きを負担に感じます。
副業を始める前に、必要な手続きや書類を把握しておくとスムーズです。
副業をしても稼げない可能性がある
副業を始めても、必ずしも稼げるとは限りません。期待通りの収入を得られない可能性もあります。たとえば、以下のような状況があります。
- 報酬が少なくほとんど稼げない
- ブログ運営をしてもアクセス数が増えない
- 仕事の依頼を確保できない
副業は軌道に乗るまでに時間がかかるケースがあります。
すぐに高収入を得られるわけではないことを把握しておきましょう。
サラリーマンにおすすめの副業
サラリーマンが取り組める副業は様々ですが、それぞれ必要なスキルや初期費用などが異なります。副業にかけられる時間や内容を考慮し、選ぶことが大切です。
サラリーマンにおすすめの副業をご紹介しますので参考にしてみてください。
データ入力
データ入力は依頼されたデータをパソコンに入力する仕事です。
単純作業なので手軽に始められます。
エクセルやワードなどオフィスソフトを使えると有利です。
データ入力には、以下のようなメリットがあります。
- 空き時間で楽しめる
- 時間と場所を選ばない案件が多い
- オフィスソフトなどスキルアップにつながる
データ入力は初心者でも始めやすいので、試してみると良いでしょう。
不要なものの出品
身のまわりに使用していないものが多数ある場合、出品して稼ぐことができます。
不要なものを出品する方法は、以下が挙げられます。
- リサイクルショップへ持ち込む
- イベントに参加する
- フリマアプリ・オークションサイトを利用する
自然に自宅の収納スペースの拡大につながるのがメリットです。
ただし、出品するものがない場合は難しいでしょう。
宅配・運転代行
車・バイクの免許を保有している場合は、宅配・運転代行として働くことができます。
たとえば、以下のような仕事があります。
- ピザなどの宅配サービスを行う
- 送迎を行う
- トラックの運転代行を行う
案件によって必要な免許が異なります。
複数の車種の免許を持っていると、業務の幅が広がります。
保有している免許によって、宅配・運転代行の副業にチャレンジしてみると良いでしょう。
翻訳
外国語が得意な方におすすめなのは、翻訳です。
翻訳はクラウドソーシングサイトやインターネットにて募集されているケースが多いです。
依頼内容によって難易度が異なるので、できる案件に応募してみると良いでしょう。
翻訳には、以下のようなメリットがあります。
- 語学力が上がる
- 時間と場所を選ばずに作業できる
スキルがある場合は、高収入を期待できます。
WEBライター
WEBライターは、案件内容に応じて記事作成を行う仕事です。
案件によって文字単価は異なります。
WEBライターには、以下のようなメリットがあります。
- 在宅で仕事を行える
- 空き時間を有効活用できる
未経験者でも応募できる案件があるので、検索したり文章を書いたりするのが好きな場合は検討してみると良いでしょう。
民泊
使用していない不動産がある場合、民泊として副業することが可能です。
賃貸して定期収入を得るのも手段ですが、入居者が見つからないケースでは、民泊という方法があります。
民泊は一時的な宿泊サービスなので、観光地の近くなど利用者がいる場合は手軽に稼げます。
ただし、民泊として運営するには規定の設備を整える必要があります。
初期投資が必要な場合、負担に感じるケースもあります。
あらかじめ「民泊新法」を確認し、始めるべきか検討するのが良いでしょう。
アフィリエイトサイト・ブログの運営
アフィリエイトサイト・ブログの運営で副業することも可能です。
アフィリエイトは、ブログやサイト内で宣伝した商品・サービスの売り上げに伴い、収入を得ます。サイトを運営するには準備が必要であり、多少初期投資が必要になります。
初期投資はそれほど大きくないので、軌道に乗れば効率的に稼げる方法です。
ただし、アフィリエイトサイト・ブログで稼ぐには、アクセス数を増やす必要があります。
軌道に乗るまでは、ほとんど稼げない可能性もあるでしょう。
とはいえ、成功すれば高収入を期待できるので、チャレンジしてみる価値があります。
投資
新たな収入源を確保したい場合は、株式投資にチャレンジする方法があります。
企業で副業を禁止されている場合も着手しやすいのが魅力です。
たとえば、以下のような投資案件があります。
- 投資信託
- REIT(不動産投資信託)
- 株式投資
- FX(外国為替証拠金取引)
- 不動産投資
- NISA:少額投資非課税制度
- iDeCo:個人型確定拠出年金
不動産投資は初期費用が高額になるので難易度が高いですが、NISAやiDeCoなど無理なく始められる投資方法もあります。
ただし、投資は赤字になるリスクもあるので、慎重に検討することをおすすめします。
アンケート回答
アンケート回答による報酬を得る副業もあります。
アンケートの内容はグルメ系やサービス利用に関するものなど様々です。
インターネット上で回答できる案件もあり、空き時間を有効活用できます。
また、飲食店の利用料金が割引もしくは無料になるグルメモニターも人気です。
参加型のアンケートでは高い報酬を得られる案件もあります。適宜情報をチェックしておくと良いでしょう。
動画配信
動画配信は、自分の好きなことを配信して稼げる副業です。
たとえば、以下のように様々なジャンルの配信ができます。
- 音楽
- 面白動画
- ペット系
- 学習系
- ゲーム解説
- エクササイズ
ベースは広告収入となります。
軌道に乗るには時間がかかりますが、趣味で稼げる副業なので、興味のある方はチャレンジしてみると良いでしょう。
まとめ
サラリーマンが副業する際は企業に許可されているか確認し、トラブル発生を未然に防ぐことが大切です。
人それぞれスキルやかけられる時間が異なるので、自分に合う副業を選ぶのが成功のポイントです。
本業へ影響しないよう配慮し、副業にチャレンジしましょう!