副業を始めたいと考えているけれど、
「副業のメリット・デメリットを知りたい」
「副業の準備ってどうすればいいの?」
と疑問に感じていませんか?
この記事を読めば、副業のメリット・デメリット、注意点を知った上で、今すぐに副業の準備に取り掛かることができます。
本記事をチェックして、早速副業を始める準備に取り掛かりましょう。
これから副業を始めて、本業以外に収入を増やしたいと考えている人は多いはずです。 しかしながら、どのような副業を選べば良いのか分からないと悩んでいる人も多いでしょう。 そこで本記事では、副業で稼げる職種を6つに厳選して解説しまし[…]
副業のメリット
まずは副業のメリットについてお伝えします。
スキルアップできる
副業を始めることで、本業では習得できないようなスキルや経験を得ることができます。
副業では下記のような状況が多いため、新たな知識や経験を得られるのです。
- 本業でのスキルと新たなスキルを掛け合わせてビジネスをする
- 本業とは全く違う分野で仕事をする
例えば、現在 不動産会社・営業職の人が「不動産ライター」として副業を始めるとします。
本業で得た知識やスキルを生かしつつ、新たに『ライティング』というスキルが身に付き、結果、「不動産にまつわる様々な事例や知識を正しく、わかりやすく文章で伝える」ことができるようになるのです。
副業はお金を得ながら、自分のスキルもアップできるので一石二鳥と言えるでしょう。
収入が増える
副業を始めれば、多かれ少なかれ収入を増やすことができます。
収入を増やしたくて副業を始めたいとお考えの方も多いでしょう。
昨今では、働き方改革の影響もありつつ、「本業では簡単にお給料が上がらないからこそ、副業で収入を増やす」という流れが出てきています。
自分の頑張り次第で収入がさらに増えるとなると、今まで諦めていたようなことも実現可能になるので、非常に魅力的なメリットです。
独立や起業、転職に向けての準備ができる
- 「転職したいけれど、行きたい企業へ転職するためにはスキルや経験が足りない」
- 「将来的に独立または起業を考えているけれど、現職を辞めてから準備するのでは金銭的リスクが高いので避けたい」
上記のように、将来的に独立や起業、転職を考えている人にとって、副業を始めるのは大きなメリットになります。
転職したい企業があれば、採用に必須のスキルや経験を今までのキャリアで習得していなかったとしても、副業で得ることができるのです。
また本業で収入を得ながら、独立もしくは起業の準備や、ビジネスのスタートができるため、金銭的リスクを抑えることもできます。
ライフスタイルが変わる
副業を始めることにより、ライフスタイルが大きく変化します。
というのも、副業を行うにあたり、目標に向かって行動を起こしたり、今まで会社へ行く以外ダラダラしていた生活を見直し、時間の使い方を工夫したりすることで、毎日の生活が充実していくのです。
そして、ひいては人生の満足度も高くなっていきます。
人脈が増える
副業を始めることで、本業以外の人との繋がりを持てる場合があります。
本業とは違う仕事をする場合、今まで出会えなかった立場の人と一緒に仕事をする機会が訪れ、人とのつながりが広がるのです。(※もちろん仕事内容によります。)
新たな人脈が広がると、今まで自分が持っていなかった視点を発見することができ、その発見を取り入れて、副業を発展させていくこともできます。
また、本業へアウトプットするのも仕事の質に良い影響を与えてくれるでしょう。
副業のデメリット
次に、副業のデメリットについても見てみましょう。
労働時間が増え、体調管理がおざなりに
本業と副業で労働時間が増え、体調管理がおざなりになる可能性があります。
過労で体調を崩してしまう人も多いようで、副業をしたことがある人にアンケートを行ったところ、「過重労働となり、体調を崩した」と答える人が13.5%いたという結果が出ているのです。(パーソル総合研究所「副業の実態・意識調査結果」より)
副業をする場合は、バランスの良い食事を心がけたり、睡眠時間を削りすぎないようにするなど、できる限りの体調管理を行うようにしましょう。
副業NGの企業に勤務している人は解雇のリスクあり
もし勤め先の就業規則に「副業NG」と明記してある場合、副業がバレると解雇になる可能性があります。
また解雇されない場合でも、規則違反としてペナルティを与えられるケースもあるようです。
会社としては、「社員が副業をしているせいで本業に支障をきたしては困る」のです。
就業規則で副業が禁止されている場合でも、会社に許可を取れば副業可能となるケースもあります。
副業をしたい理由や本業には支障をきたさないことを伝え、信頼のおける上司や同僚に相談してみると良いでしょう。
副業の準備について
副業を始める前には、準備をすることが重要です。
どのようなステップを踏めば良いのか、1つずつ見ていきましょう。
本業の就業規則を確認しておく
副業の準備を始める前に、一番初めに「勤務先企業の就業規則で副業が禁止されていないかを確認」しましょう。
副業を始める上で、勤務先で副業が禁止されていたら元も子もありません。
確かに副業OKの企業が増えてきてはいるものの、まだまだNGの会社が多いのも事実。
就業規則をしっかり確認し、規則違反にならないように副業の準備を進めていきましょう。
目標を決める
副業を始める前に、目標を決めることが重要です。
今まで働いていなかった時間を使って副業をするため、途中で挫折してしまわないよう、明確な目標がある方が良いのです。
「具体的な金額+その結果どうしたいのか」を明確にして、目標を立てましょう。
そうすれば、どれくらいの作業量が必要なのか、副業が成功すれば自分がどうなっているのかが明らかになり、モチベーションが上がります。
例えば、以下の通りです。
- 「月に10万円の副収入を得て、海外旅行に行く」
- 「月に5万円の副収入を得て、遊ぶお金にする」
- 「月に20万円の利益を出して、独立できる状態になる」
具体的な目標を決めて、副業のモチベーションを保てるようにしましょう。
副業をする時間を決める
副業に向けて具体的な目標を決めたら、次は副業をする時間を決めてしまいましょう。
本業以外の時間で働くことに慣れていないため、結局ダラダラして何もできなかった…という事態を防止するためです。
「平日は何時から何時まで副業の時間に当てる」など、具体的に時間を決めると良いでしょう。
しかし実際のところ、やはり「副業のための時間管理」は苦労する人が多いようです。
このあと「副業のための時間管理術」という章で詳しく解説するので、ぜひそちらも参考にしてみてください。
副業を選ぶ
最後に、副業を選択しましょう。
副業の選び方は以下の通りです。
副業では主に下記2種類から自分の目的に合っている方を選び、その後具体的な仕事の選択をします。
- 時間労働型
- 成果報酬型
【時間労働型】
労働時間分お金がもらえる仕事。
(例:一般的なアルバイトやパートなど)
自分のキャリア形成や市場価値は上がりづらいため、自分のキャリアアップのために副業をしたいと考えている方は向かないと言えるでしょう。
一方で、稼ぎたい金額が決まっており、自分で時間管理ができない…と考えている方は、時間労働型の方が向いています。
【成果報酬型】
成果に応じてお金が支払われる仕事。
(例:ハンドメイド販売、ネットビジネス、投資、転売、シェアビジネス、WEB制作、執筆など)
販売であれば、売れた分だけ報酬を手にすることができ、WEB制作や執筆であれば、納品完了時点で報酬が発生します。
副業によって副収入を得るだけではなく、「スキルや経験を習得したい」、「キャリア形成をしたい」と考えている方は、成果報酬型の仕事を選択すると良いでしょう。
副業のための時間管理術
副業をするにあたって時間管理は、収入を得るために非常に重要である一方、非常に難しくもあります。
「うまく時間管理できず、結局 副業を諦めてしまった…」とならないよう、時間管理術を習得しましょう。
※成果報酬型の副業を選んだ方向けの時間管理術です。
副業のために使う時間はルール化する
平日、休日それぞれ、何時から何時まで副業のための時間にするのか、ルール化をしましょう。
「時間があったら副業をする」という曖昧な決め方では、副業のための時間確保は難しいので、必ず固定の副業時間を作ると良いです。
人間の脳は楽な方へ流されてしまいがち。
副業時間を固定し、ルーティン化してしまいましょう。
ダラダラ過ごす時間をなくす
家にいる時間を有効活用するために、ダラダラする時間をなくしましょう。
これまで、会社以外の時間は下記のような行動をしていませんか?
- テレビを見る
- SNSを見る
- メールやLINEを見る
- お酒を呑む
- YouTubeを見る
- スマホでネットサーフィン
上記のようなダラダラした時間をなくし、副業に当てることができれば、ある程度まとまった時間の確保が可能です。
家にいるときの時間の使い方を見直してみましょう。
本業の残業をなくす
残業をすれば、副業の時間はそれだけ減ります。
もちろん、本業をおろそかにすべきではありませんが、やるべき仕事を定時内にしっかり終わらせて帰宅すれば、会社側としても文句は言えないはずです。
仕事を定時で終え、副業の時間を確保するためにも、1つ1つの仕事に優先順位をつけて、効率的に進めていきましょう。
移動時間も有効活用する
電車や車などの移動時間は、副業のために有効活用しましょう。
自宅と会社の往復は、副業のために使える貴重な時間なのです。
電車であれば、副業のために必要な知識を調べたり、戦略を考えたりできます。
また車であれば、音声で副業に関する知識をインプットする時間として使えるのです。
時間が限られているからこそ、使える時間はフル活用しましょう。
副業を始めるにあたって注意すべきこと
副業を始めるにあたって、知っておくべき注意点があります。
トラブルを起こさないためにも、注意すべきことを知り、対策を講じておきましょう。
本業の仕事に影響が出ないようにする
副業の疲労から本業に支障をきたさないようにしましょう。
副業によって仕事のパフォーマンスが落ちているとなると、勤務先から副業の禁止を通達されるリスクがあるためです。
本業の仕事状況を鑑みた上で、副業をコントロールできるようになりましょう。
税金管理をする必要がある
副収入の所得税は自分で管理する必要があります。
普段会社勤めであれば、所得税は給与から引かれ、年末調整で過不足を精算しますが、副収入については会社は管理してくれません。
税金の申告漏れにならないためにも、副収入が年間20万円を超えた場合、確定申告を行いましょう。
まとめ
今回は、副業のメリット・デメリットや準備方法、時間管理術や注意点をお伝えしました。
副業のメリット・デメリットを理解した上で、「副業を始めてみよう!」と決意された方は、ご紹介した準備方法や時間管理術を使えば、確固たる意思で副業をスタートでき、継続していくことができるでしょう。
ここで今一度、本記事でご紹介した内容をおさらいしましょう。
- 副業を始めると、収入増やスキルアップ、人脈形成や起業・転職の準備もでき、ひいては人生を豊かにすることができる。
- 一方で、副業によって過労で体調を崩したり、副業NGの会社にも関わらず副業を行ってしまうと、解雇のリスクがあったりする。
- 副業の準備は、就業規則で禁止されていないか確認後、目標を決定、副業のための時間確保、仕事の選択をすると良い。
- 副業の時間管理術のコツは、ダラダラとした時間や無駄な残業をなくすこと。
- 本業の仕事に支障が出ないように副業のボリュームを調整しよう。そして、税金管理はしっかり行おう。
副業を始めて、収入を増やし、スキルアップや起業、お金を得て達成したいことを実現させましょう!